リクヴィル(Riquewihr)
2015年 09月 13日
ブドウ畑の真珠と言われている人気の村、
村で最も美しいとされる建物、ア・レトワールの看板。 アンシ作の看板が目に付きます。
そして建物の屋根には、コウノトリの巣。 コウノトリが巣を作れるように巣枠が設置されているなんて素敵。
城壁で囲まれた村の入り口には、立派な村役場。
メイン通りは、端から端まで800メートル足らず。
ひと昔前訪ねた時はヴァカンスシーズンで、観光客でごった返していたけれど
この時期は比較的静かで、落ち着いた雰囲気が味わえました。
村の西端のドルデーの見張り塔、美しく装飾された村側と対照的に 反対(村の外)側はとっても簡素。 昔は2重の城壁と門で、敵の侵入を防いでいたのね。
楽しみにしていたアンシのミュゼへ。 アルザスの伝統的な風景画を描いたアンシおじさんの小さな博物館。 アンシが描く町並みや民族衣装を着た人たちは アルザスを訪れると必ず何処かで目にするはず。
メルヘンチックなタッチだけれど、風刺とユーモアのある作風が特徴だそう。 1階のブティックでカードや本を買いました。
午後になるほど暑くなって、散策の最後は少々お疲れ気味。 夕方のバスでコルマールに戻りました。
リクヴィルはフランスの最も美しい村のひとつ。
夕方のバスの時間までランチや村散策を楽しみます。
カイゼルスベルクから歩いてリクヴイルに到着したワタシたち、
実は朝からまだちゃんとした食事をしていなくて、お腹はペコペコ、
それに暑くて喉はカラカラ。
すぐにでも何か食べたくてレストランを探すも
目についてしまったブロカントの看板。
トモダチに申し訳ないなぁって思いながらも買い物して
ようやくランチタイムです。
タルトフランペが食べたくて、目についたお店へ。
タルトフランベは薄くてパリパリのアルザス風ピザ。
ビックサイズだけれど、食感が軽いのでペロリといけます、
もちろんパナシェと一緒にね。
このお店のテーブルクロスのような赤いチェックの布は
ケルシュと呼ばれるアルザス地方の織物。
アルザスカラーでもある赤が、素朴でかわいい。
16世紀の木組みの家が並んで、中世の雰囲気が漂う村。
石畳の通り、袋小路の路地、そして村の中心にはやっぱり教会。
見上げると、かわいい看板がたくさん。
ぶどうの収穫風景、見っけ!
by abg-paris
| 2015-09-13 15:01
| 2015/06 PARIS+ALSACE